ゆるむるぅむ *note

 

::: 矛盾の実 ::: 
 
社会では、いろんな矛盾がひそみ、絡んでいます。その実体が明らか
になるのを見て、何を感じるでしょう? くしくも、私の心の内にも
また何らかの矛盾があることに気づかされはしないでしょうか? 
 
矛盾というのは、ある角度からは理にかなっていてるように思えるこ
とでも、突如それにまったくそぐわない事実に出くわしてしまう、そ
んなつじつまの合わない考えのことです。
 
矛盾を含むものには必ず、云い訳も云い逃れも通用しなくなり、その
虚偽性が明らかになる<行き止まり>があります。私たちはその限界
というものを、きちんと見極めることができるでしょうか?
 
自分の中に矛盾があるの見つけたら、どうしますか? それを片づけ
てしまいたいですか? それとも、多少はあっても仕方がないと思う
でしょうか? 
 
もし、矛盾があるのを知っておきながら、それをそのまま保持するの
なら、自分の精神をひどく鈍感にさせておくよりほかありません‥。
 
イメージしたり、アイデアを出したり、思考というのは一見、果てし
なく膨らんでゆく、すばらしく充実したものに思われるかもしれませ
ん。が、実のところそれは、限定的な狭い観点によって事実を抽象化
しているだけではないでしょうか? 
 
ばらばらに分解し、さらにはパーツごと複雑に練りこんでみた後、そ
の一片だけを取り出しても、ものごとの全体を把握することはできま
せん。まさにその過程が、矛盾を生じさせてしまっているのです。
 
この世界に現れる様々なこと、そして私たちの心‥。そこに含まれる
美しさ、また醜さをはっきりと知覚し、捉えられるのは、見ること、
感じること、閃きによってであり、けっして思索することによってで
はありません。
 
にもかかわらず、私たちは絶え間なく断片的に考えつづけ、夢想しつ
づけています。そんなあやふやな幻想の中で、いったい何を期待し、
求めることができるというのでしょうか? 
 
 
 

それではまた。。:)