::: 旅に思ふ :::
秋。
光と風がほわほわと心地よい11月、
数日の小さな旅にでかけてみました。
飛行機で1時間と少しの、ちょっぴり遠いところへ。
目に映る景色は、
広々と雄大な田園、野原、彩りの山々、
日曜日のにぎやかな市場、
静かにぷくぷくこんこんと湧きいでる清水、
笑っているかのように楽しげにたゆたゆと流れる小川、
ごごごごと音高くしぶきをあげて川に混じる滝、
あちこちでもうもうと湯気をあげている温泉の湧出口、
きらきらと優雅に光を揺らしてそっと広がっている内海。
山の稜線からじんわりと明けて光がやってくる朝、
霧まじりの雨、
山頂の突風、
霞んですぐに消えてしまいそうな淡い虹、
悠々のんびり草を食んでいる草原に放たれた牛たち、
さわさわとすすきが揺れ、やわらかさに包まれる夕暮れ、
暗闇と静寂、
四肢を伸ばして湯につかりながら見上げる、満天の星。
出会う景色も、出会う笑顔も、
出会う食べもの、水も、空気も、
そこにあるすべてが、すううっとからだにしみ込んできて、
そのどれもが、うれしい。
もちろん、そのどれもが、おいしい。
あ、郷土料理の味は、ちょっぴり塩辛かったけれど。
それからふと心の片隅で、
こんなふうな景色、自然、人々の日々の営みが、
きっと同じように当たり前だったろう福島を思う。
一見、自然に見える景色なのに、実はもう、そうではない。
人や動物が消え去り、がらんとした町や村々。
ほんとうに、なんてことをしちゃったんだろう、人間は‥。
こんな過ちがもう、世界中のどこにも、起こることのないように、
ここ日本に暮らしているわたしたちから、大きく変わりましょう。
これ以上、ほったらかしにはできません。
来月の選挙、皆で行きましょう。ね:)