::: 調律 :::
梅雨です。夏至のきのうは一日中、ぴとぴとざぁざぁ‥でしたし、
きょうも朝から晴れたり降ったり止んだりで、空の色がころころと
変わっていましたが、日が沈む頃には雨が上がり、静かできれいな
夕暮れが見られました。そう、これも天のめぐり、豊壌満作のため
の、恵みの雨なのです。
しかしそうは云っても、こうどんより模様が続くと何となくだるい、
動く気がしないなど、この時期にどうしても感じてしまう、だるさ、
むくみ、のぼせ、頭痛、関節痛、やる気のなさ‥の不調や不快感は、
体内の代謝が滞っているために起こるとされています。
これは<湿邪>と呼ばれているもので、からだの中で水分が過剰に
なってくると、応じて気血の巡りも悪くなって、消化機能が低下し
たり、自律神経に影響してさまざまな症状が自覚されるわけですが、
そのような時はしっかり汗をかくと、けっこう楽になるかもしれま
せん。
運動したり、または仕事をしながら、体を動かして汗をかくのがほ
んとうは一番よいのでしょうが、え〜、もうそれもしんどいの〜‥
という人には、おうちで手軽にできる半身浴がおすすめです。これ
も一種の湯治だと思って、ゆっくりと湯につかり、じんわりたっぷ
りと汗をかきましょう。
それから、きちんと調理された温かいものを食べ、温かいものを飲
み、体を冷やさないように注意して、夜はゆっくりお休みください。
代謝が悪くなると、からだは意外と冷えています。
だるいと、食事も入浴も、ちゃちゃっと済ませたいところかもしれ
ませんが、不快感から脱し、これから迎える夏を元気に過ごすため
にも、からだをいたわり、季節の移り変わりに合わせて調子を整え
てあげましょう。
ぼ〜っとしてしまい、まったく気分が乗らないような時は、まぁ無
理をしてまで動かなくてもいいかもしれませんが、精神の停滞して
いる波動をちょっとチューニングしてあげるつもりで、単純に心地
よいと思える音楽を聴いたり、BGMとしてかけておいて、気が向い
たら、時々ふんふん‥と首を動かしたり、からだを揺らしてみてく
ださい。
もし、お手元に何か楽器があるのでしたら、とりあえず適当に鳴ら
してみて、胸の奥にすぅっと染み込んでくるような音をさがします。
そうやってただ、ぴったりしっくり共鳴できる音色をポロロン、ピ
ロロンと奏でていると、ふっと何かから離れて、流れるのを感じ、
不思議とすごく落ちついてきますよ。
あ、南東の空に、こうこうと明るいおっきな月が見えてきました。
今月の満月は、今年いちばん大きいのだそうです。また晴れてくれ
るといいなぁ。