::: 夏の実 :::
梅雨が明けると一気に気温が上がって、その後は猛烈に暑い日々が
続いておりましたが、あらら、このところは何だか涼しくなって、
雨もちらちらざあざあ‥。みなさま健やかにお過ごしでしょうか?
暑中お見舞い申しあげます。
春先に蒔いたチェリートマトの種は、あれからじっくりと時間をか
けて芽を出し、ちゃくちゃくと背を伸ばしながら、今、花を咲かせ、
実をつけてくれています。色づくまで、まだもう少しかかるようで
すが、水やりと支柱への誘引のほかはほとんど手をかけずに、のん
びり見守っています。
その他の野菜たちはというと、同じく種から始めたししとうや赤ピ
ーマンは、今やっと苗が大きくなりだしたところで、これでほんと
うに実をつけるまでになるのか、ちょっとわかりませんが、苗から
植えたキュウリは高く元気に葉っぱを広げて、小さな実があれよあ
れよというまにぐんと育つので、数本の収穫が朝の楽しみです。
自生ものは、いつもどおりたくさん生い茂っている青じそ、影に隠
れたところでは、みょうがの新芽がにょきにょき。冷や奴や、お素
麺の薬味に、たっぷりたっぷり使います。
果物は、先月までびわが大大大豊作だったのですが、その後はブル
ーベリーがちょこちょこと毎朝採れていたり、それから柿や栗も実
をたくさんつけているので、これらもまたまた楽しみです。
今年の夏は自然栽培の実験・観察のつもりで、野菜たちに肥料はあ
げていません。有機栽培というのとはまた違った方法ですし、でも
最初に土を耕したり、雑草は根を残しながらも整理はしているので、
完全な自然農法というやつでもなく、もう少しゆるい感じです。
収穫のことだけを考えれば、どさっと肥料をやりたくもなりはする
のですが、でも、すぐそばの果樹がこれだけきちんと実をつけたり、
ハーブたちが、葉を茂らせ、花を咲かせるということは、同じ土壌
環境なのですから、その質が悪いわけではないような気もしますし、
うーむ‥観察をつづけます。
そんなふうに、少しずつ、少しずつ、表情の変わっていく庭を毎日
眺めながら、自然ってすごいなぁと、とても月並みなことなのです
が、思わずにはいられません。
土に触れて、草花と戯れて、野菜や果物をいただき、今は、蝉の声
を聴きながら、時折やってくるきれいな模様の蝶々や鳥の優雅さに
ため息をつくとか、そういう穏やかな時を過ごせることは、それだ
けで、とても有意義なことのように思います。
あ、もう雨はあがったかな?
それではちょっと、散歩に出かけてきます。