ゆるむるぅむ *note

 

::: 目をそらさないこと :::
 
 
目をそらさないこと‥が大切なのかもしれません。
 
いつも絶えず気にかけ、見守るというこの注意の状態から、
普段の日常の中に、おのずと取られうる態度というものが生じます。
 
時として、明快には振る舞えないこともあるかもしれませんが、
だからといって、流されてしまわず、また焦らずに‥。
 
しかし、注意と関心が絶えず注がれることによって、
その純化作用は、全的な連鎖関係の中ですでに生まれています。
 
真実は見通され、開花しきってこそ、散り去るのです。
 
 
日々のニュースに流れるような痛ましい出来事、
そこに絡む複雑な思惑、駆け引き‥
 
自分自身の足元から、遠く離れた世界情勢に至るまで、
できることが何なのか今すぐにわからない問題についても、
感情に任せて意見を口走るのではなく、
ポイと簡単に匙を投げ出してしまうのでもなく、
決して注意をおこたらないこと、
 
‥いえ、しかしこの注意こそが、
何より多大なエネルギーを必要とするのです。
 
それは、生半可な日和見気分で為せることではありませんから。
 

けれども、いくら真剣であっても、
自分のことは棚に上げておきながら世界にたずさわろうとするのも、
世界には全く無頓着なまま自分とその身辺のことだけに熱心なのも、
何かをすっぽりと見逃しているわけで‥
 
 
だからこそ、目をそらさないこと。
 

自分からも、まわりの広大な世界に対しても。