::: waiting :::
人間関係では、それが密になればなるほど、
例えば、相思相愛であるとか、親子や兄弟であるとか、
気心の知れた仲間だとか、仕事関係も入るでしょうか、
そういう身近で、親密な関係の中にいると、
ああしてくれたらいいな、こうであってほしいな、と
内心そっと期待したりすることが、ままあるものです。
そして、その期待に答えてもらえない時、
思い通りに事が運ばないような時は、
その反応でイライラしたり、落胆したり、
もうどうしてなの!とキレてしまったり、
力まかせに強要したり、してしまいがちです。
けれど、意にそぐわないからといってプレッシャーを
かけてしまうと、むしろ反感や自己嫌悪を強めてしま
いかねません。またそんな状況では、相手に根本的な
理解を生じさせることは、ほぼ難しいでしょう。
相手を非難することで問題をクローズアップする前に、
さて、かけたその期待は、相手にとって、もしくは
互いの関係にとって、機は熟していたのでしょうか?
期待を抱いている自分自身の方に目を向けましょう。
その期待は、実のところ誰のためのものでしょうか?
相手のことを思うからこそ、と云いたくなるかもしれ
ませんが、しかしそこをぐっと押さえて、その先の
もっと深くまで見つめてみましょう。
もし、その奥深くにある何かに気づくことができたなら、
今度は、互いにとって喜ばしいことが自然に起きるよう、
視点を変えたり、態度を改めることもまた容易いのでは
ないでしょうか?
つまりこれは、期待ではなく、「待機」するということ
です。(‥別に駄洒落を云いたいのではありません‥)
この待機というのは、何もせずに、ぼけーと無関心の
ままやり過ごすことではありません。
きちんと準備し、環境を整えながら、待つのです。
ゆったりと、しかし注意を怠らずに、待つのです。
そのような待機の状態にいると、ほら、今すべき必要
なこと、そして何より、もっとも大切なことがそこに
はっきりと見えてくるのではないでしょうか?